かつて、互いの領地を巡り、
戦いに明け暮れていた酒呑童子と玉藻前。
しかし戦いの最中、2人は何者かによって
己の力が封印される呪いを受けてしまう。
軟弱な姿・・・
そう、それはまるで「人間」のような・・・
『このままじゃ何もできん・・・』
2人は自分たちをこの姿にした敵を探すため、
仕方なく(ここ重要)休戦することに。
全ては力を取り戻すため、
好敵手との決着をつけるため・・・
あれやこれやと画策する中で、
幾ばくかの時が流れる。
「マジで今回の作画、神がかってんだよなぁ」
「はい!可愛い!キタコレ!!」
そこに居たのは、
憎むべき対象であった「人間」が作った文化に
染まり切った2人の姿・・・。
しかし、ふと我に返った酒呑童子は考えた。
「え?ヤバくね?」
かくして、
「ネットの世界ならば何か手掛かりが見つけられるかもしれない」
という、 クソほど安直な考えが働き、
名前を≪酒乃ミコ≫と≪稲荷タマ≫に改め、
【OninKo Zippers】
としての活動が幕を開けたのであった・・・。